「第一回米子高専留学生OB(首都圏在住)との懇談会」を開催しました(7M香川)
- 2013年03月10日
1986年4月,マレーシアから3名の留学生(ハロンさん,サファンさん,シャーさん)を受け入れて以来27年,米子高専は,14カ国(マレーシア35,カンボディア5,スリランカ4,インドネシア4,モンゴル3,フィリピン3,タイ2,ラオス2,中国・バングラディシュ・チュニジア・ケニア・コロンビア・ベトナム各1)計64名の留学生を受け入れ,彼らは卒業後,我国や母国のエンジニア或いは大学教員として活躍し,時には後輩の面倒を見るなど日本と各国との架け橋も努めています.全卒業生の1%にも満たない数ですが,彼らも米子高専の卒業生であり「米子高専同窓会」会員です.日本経済の国際化やグローバル化が急務と言われる中,地域や学校における留学生の存在は,留学生を中心とした町おこしを計画する地方都市が現れているように,今後,益々重要になると考え,留学生の受入や交流を推進し,留学生のネットワークづくりや「米子高専卒業生ネットワーク(Ynct-net)」への接続を目的に,首都圏在住の留学生OBとの懇談会を開催しました.
「第一回米子高専留学生OB(首都圏在住)との懇談会」
会場:mango tree cafe+bar ウィング高輪WEST(港区高輪)
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13146551/
日時:2013年03月09日(SAT)11:00-17:00
参加者:
Lee Weijongさん(マレーシア)
Premachandra chinthakaさん(スリランカ)
Pham trung vuongさん(ベトナム)
Lim hongkaiさん(カンボジア)
内容:
・自己紹介 名前,母国,勤務先と業務内容,在籍大学と研究内容,卒業・修了後の予定,米子高専同窓会入会状況
1.国費外国人留学生の奨学金支給期間延長の現状と各種奨学金申請の可能
(1) 平成25年度国費外国人留学生(研究留学生)募集要項(国内採用)
→ http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/boshu/1326479.htm
「過去に国費外国人留学生であった者で,その奨学金支給期間終了後3年間を経過していない者は応募できない.」と記されている.
従って,学部で国からの奨学金を支給された留学生は大学院マスターコースでは支給されず,各種団体の奨学金申請やアルバイトが必須となる.
(2) 学部でのGPA(Grade Point Average)
途中で科目の履修を止めた科目の取り扱いが大学によって異なり,GPAを下げる一因となっている.
(3)各種奨学金情報
→ http://www.ifsa.jp/index.php?shogakukin1
http://www.ifsa.jp/index.php?shogakukin2
公益財団法人 伊藤国際教育交流財団など
2.留学生交流総合推進会議・分科会テーマ 修学・生活支援 就職・進学支援 地域交流
(1) ホスト・ファミリとの繋がり
(2) FF鳥取のホーム・ステイ受入
3.留学生のためのキャリア形成
(1)TOEIC IPテスト(団体特別受験制度)と公開テストの扱い
4.米子高専卒業生ネットワーク(Ynct-net)構想とFacebook,Twitter公式サイトの必要性
(1)人的ネットワークの現状
(2)SNSの利用状況
Facebook ケネットさんの例,シャヒダンさんの例,アスマウィさんの例
5.留学生が入学したい高専を目指して
6.グローバル人材とは
(1)語学力 (2)コミュニケーション力 (3)専門性 に加え最近では
(4)スピード感 (5)折れない心